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福岡ベンチャークラブ視察会に参加しました

昨日は、財団法人福岡県産業・科学技術振興財団(ふくおかIST)主催の視察会に参加しました。

今回は、柳川市にある不織布(繊維を織らずに絡み合わせたシート状)を使用した製品の開発・製造を行う

㈱フコクさんと、日本一の家具産地である大川市の㈱関家具さんへお伺いさせていただきました。

㈱フコクさんでは工場見学をさせていただきました。

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このような端材も100%リサイクルされるそうです。

㈱フコクさんでは環境とリサイクル問題に完全リサイクル可能なポリエステルの利点を生かし、

独自の技術で製品開発をされているそうです。

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続いて㈱関家具さんでは、ショールームや工房以外に家具博物館も見学いたしました。

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家具博物館では、関社長のお父様の愛用させていた、大工道具(ノミ、カンナ他)が展示されていました。

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貸切バスでの道中では、疲れもありウトウトしましたが、その後の交流会も含めて和気あいあいながらも、

大変ためになる視察会でした。

皆様お疲れ様でございました。

また機会があれば、是非参加いたします。

  株式会社ファーストソリューション

  代表取締役 高田 将文

以上

株式会社 ファーストソリューション

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フレコンバックの新仕様 / 汚染土壌の一時保管用FC標準仕様

汚染土壌の保管における課題が山積だと聞きました。

福島県内の複数の汚染土壌の仮置場では、価格が数百円の耐久性に欠けるフレコンバックが多数使用されているそうです。

このフレコンバッグは、高耐候性3年対応フレコンバッグに比べると価格は5分の1から10分の1であり、

容器としての健全性は3年間にわたって保持できないために、汚染土壌の保管用に用いられている際に、

耐候性や寿命を懸念する声が挙がっているそうです。

こうした中、日本フレキシブルコンテナ工業会では、3年の耐候性を有するフレコンバックの普及に向けて

新仕様「FC標準仕様」まとめ、同会員企業の製品化を推進していく方針だそうです。

また、新仕様の基準を満たした製品に関しては、「工業会品質保証ラベル」を添付し、ほかの製品との差別化を図るそうです。

以上

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汚泥の水切り/脱水フレコンバック

技術者の意地で完成させたエコポーチ!

「 日豊製袋工業 ㈱ (日本フレキシブルコンテナ工業会 正会員) 友松三樹男社長との出会い。」

 今回は汚泥の脱水処理から輸送までの業務をワンストップで完結させるMC工法開発の要となるエコポーチ(脱水袋兼輸送用フレコンバック)の開発と、そこで出会った大切な支援者である日豊製袋工業㈱の友松三樹男社長について書きたいと思います。

友松三樹男社長との出会い

 ある日に醸造プラントの技術者である実父からのアドバイスをもとに輸送用のフレキシブルコンテナバッグでの脱水に着想し、日豊製袋工業を訪ねました。全国でも有数なフレキシブルコンテナバッグ製造メーカーであり、雇用対策にも力を入れる優良企業として紹介された記事を目にしたのがきっかけです。その時に話を聞いて下さり、引き受けてくださったのが当時工場長だった友松三樹男さんでした。今から8年程前になります。私が頭の中にあるエコポーチの構造を言うと「以前つくったことがある業務用の大型洗濯機用の内袋に構造が似ている」とつくって頂いたのがエコポーチの原型です。

 当時は今ほどエコや環境と言われていませんでしたが、「動力を使わない面白いやり方」だと三菱化学で技術者の経歴がある友松さん自身が素材や方法について楽しみながら提案して下さったように思います。機械の試作や実稼働の現場から作業服姿のままで要望を持って行くとすぐに対応してくださいました。私の技術者としての執念のようなものが伝わっていたのではないでしょうか。もっとも気がつけば世間話をしていることも多かったのですが、私にとっても友松さんの専門家の経験に基づく素早い対応や提案は刺激になりました。試作品のエコポーチで脱水をしている現場にも来てくださいました。ユーザーの現場まで足を運んで確認をする熱心な姿勢に驚き、感謝の気持ちになったのを覚えています。

エコポーチの完成

 ろ過スピードの速い原反を探して素材や構造のマイナーチェンジを繰り返しながら、エコポーチが今の形になるまでは3年の月日を費やしました。私がろ過スピードにこだわったのは、汚泥を脱水して運ぶ能力がシステム全体の能力を決めるからです。今までの濁水・汚泥処理技術(脱水機能がない処理装置等)との一番の違いでもあります。これは専門技術者と異業種から入ってきた技術者との感覚の違いが大きく出た部分でもあります。

 エコポーチは輸送用の容器としての強度を確保するためにJIS規格とJFC(日本フレキシブルコンテナ工業会規格)という2つの規格品になっています。専門家にMC工法を紹介した時にもエコポーチの存在が最も注目を集めます。

 エコポーチが完成する頃にはフロックマン(凝集剤)やSR3000(高速汚泥反応装置)はおおよそ完成していました。この2つに関しては専門家ですので、エコポーチ程の苦労はありませんでした。エコポーチの完成と共にMC工法が完成したのです。

 

当時のエコポーチの脱水実験のスナップ写真です。

エコポーチ 1

エコポーチによって汚泥から脱離液が絞れている状況が確認できます。

エコポーチ 2

脱水が完了した状況です。(約48時間後の状況)

エコポーチ 3

脱水ケーキをエコポーチのまま地面においても、エコポーチは転倒せず自立しています。

エコポーチ 4

エコポーチの内観です。

含水率は 約90%前後、体積は 1/6~1/8程度になっています。

エコポーチ 5

エコポーチは、JIS,JFC規格で製造しており、脱水ケーキの輸送用のフレキシブルコンテナバックとして使用することにより、従来のように吸引車(バキューム車)を使用せずに、ユニック車等で脱水ケーキの搬出が可能となりました。

日豊製袋工業㈱のホームページは

ここから

追伸

お陰様で、今月、エコポーチの特許登録(特許第4964083号)が完了いたしました。

友松社長をはじめ関係者の方々には厚く御礼申し上げます。

   株式会社ファーストソリューション

   代表取締役 高田 将文

以上

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汚泥の水切り/脱水フレコンバック エコポーチ   特許権を取得いたしました!

 今月、当社は、独自に開発したMC工法の中核となる汚泥脱水袋兼フレコンバック「エコポーチ」において特許権を取得しましたのでお知らせいたします。

◇MC工法とは

 建設現場等で発生する汚泥(ヘドロ)の脱水・浄化・運搬までをワンストップで完結させる工法(国土交通省NETIS登録済み)で、従来工法(バキューム車等で搬出・処分)に比べ処理コストを約3分の1に削減可能です。

 また、MC工法を使ったシステムは、超低騒音・超低振動で周辺環境にも配慮した人と地球に優しい新しい環境技術です。

◇エコポーチとは

 有効容量1㎥の特殊素材・特殊構造で製作された2規格認定(JIS及びJFC)のフレコンバック。汚泥の脱水(減容)性能と強度を両立し、他社の使い捨ての製品とは異なり再使用が可能なため使用後の廃棄物抑制にも繋がるエコ製品です。

 現在「MC工法」に使用するだけではなく、単独使用において汚泥以外の含水率の高い廃棄物の減容を目的とした全国の排出事業者からの引き合いも多数あります。

■発明の名称:泥状物処理装置

■特許番号:第4964083号

■登録日:平成24年4月6日

エコポーチ 外観エコポーチ 内観

◇エコポーチ外観                 ◇エコポーチ内観

■特許証

特許証

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エコポーチ 特許権の取得間近です!!

特許を取得する手続きの中に「特許査定」と言うものがあります。

「特許査定」とは審査の後、特許権を得るに値する案件であると判断された場合に与えられます。

「特許査定」が行われると、出願人に対して「特許査定」の謄本が送付され、特許料の納付を行うと特許権の設定登録が行われ特許権が発生します。

当社が出願しておりましたエコポーチ(濁水・汚泥の脱水 兼 輸送用フレコンバック)の「特許査定」の謄本が特許事務所から届きました。

近日中(1ヶ月程度)には特許権を取得する予定であります。

そして、この件をお昼休みにも関わらず、エコポーチの製造委託先である日豊製袋工業㈱の友松社長にも報告いたしました。

( 日豊製袋工業㈱のHPはここから

私のエコポーチにおける特殊構造の発想を基に、自社の高い縫製技術を使って試作して頂き、また製品化へ協力頂きました日豊製袋工業㈱ 友松社長には厚く御礼申し上げます。

今後ともよろしくご教授ください。

株式会社ファーストソリューション

代表取締役 高田 将文

以上

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東北地方太平洋沖地震 「何か、技術者にできることはないか」

2011年3月11日に起きました「東北地方太平洋沖地震」におきまして、

被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、

犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

「 何か、技術者にできることはないか 」

震災直後から、そう思った。

しかし、現地に行く決心が付かなかった。

ある日、

母校の学生達が九州から24時間かけて被災地に行き、

ボランティア活動を行う事をTVニュースで知った。

そして、ネットで、飛行機、宿、レンタカーの手配を行った。

仙台空港に着き、レンタカーを走らせ2日後には被災地に自分がいた。

押し寄せた津波に流された家や車、集落の壊滅で変わり果てた街、

全てが想像以上だった。

頭の中が真っ白になった。

この現状を踏まえて、

自分(技術者)にできることを整理し、

早急にその結果を必要な人に届けたい。

株式会社 ファーストソリューション  

代表取締役 高田 将文

市街地

車 スクラップ

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田んぼ

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環境ビジネスにおける企業連合体事例発表を行いました/第4回サブクラスター研究会

昨日行われました第4回サブクラスター研究会において、当社が企業連合体事例発表を行いました。

恩師であります、島岡 隆行先生もご登壇されました。

島岡先生

先生の前でプレゼンを行うのは、非常に?緊張?するものです。

私は15分の持ち時間ではありましたが、途中から熱が入りすぎ30分弱お話をしてしまいました。

サブクラスター研究会事務局の佐藤 明史先生です。

佐藤先生

今回は、当社を創業し企業連合体構築に至った経緯や今後の課題についてお話しました。

交流会では、知人である総合水処理企業の経営者の方から、

「持ち時間を超過しているにもかかわらず(最後まで)話していましたね。」と言われ、赤面した次第です。

サブクラスター研究会事務局の皆様、1年間大変お世話になりました。

今後ともよろしくご教授下さい。

以上

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大田広域市福岡通商事務所

韓国・大田(テジョン)広域市は、韓国有数の都市として、科学技術を中心に発展を続ける一方、豊かな自然と都市機能が調和した、住みやすい都市づくりも進んでいるそうです。

その大田広域市が、福岡市に「大田広域市福岡通商事務所」を設置されています。

ここでは、大田広域市と九州とのビジネス交流の拠点として、経済交流及び人材技術交流などの架け橋の役割を果たしています。

そして当社へ黄圭弘(ファン キュ ホン)所長がお見えになりました。

以前、赴任のご挨拶にお見えになったときに和菓子のお土産を差し上げましたが、今回はそのお礼に高麗人参を頂きました。誠にありがとうございます。御礼申し上げます。

黄圭弘所長はとても?甘党で和菓子を大変喜ばれていたのを記憶しております。

福岡へはご家族とご一緒に赴任されているそうです。

赴任に当たっては息子さんの転入手続きが大変だったそうです。

同じ世代の子供を持つ父親として、今後何か困ったことがお有りなときは微力ですが私に言ってくださいとお伝えいたしました。

事務所のEC1000の前での記念写真です。

所長

今後ともよろしくお願いいたします。

以上

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水資源サブクラスター研究会の見学会に参加いたしました

公害防止技術・サービスへのニーズは、国内外において高い状況にありながらも、ニーズの中には単体の企業の技術・サービスでは対応できない場合があるのが実情であります。

九州経済産業局さんでは、公害防止対策技術・サービスを持つ複数の企業が連携して技術・サービスを提供する「企業連合体」をつくり、公害防止技術・サービスのニーズへ対応していくことを構想されております。その「企業連合体」の母体となる大気・水質・資源リサイクルの3つの分野の「サブクラスター研究会」を発足されています。この3つの分野の「サブクラスター研究会」では、ニーズ研究、ビジネスモデル研究に加え、ケーススタディ(グループディスカッション)などにより、「サブクラスター研究会」の中から「企業連合体」の形成を目指されております。

当社は水資源の分会に所属しており、今回はその取り組みの中のひとつである見学会に参加させていただきました。見学先は、福岡県水産海洋技術センターと福岡市中央卸売市場であります。

福岡県水産海洋技術センターは1898年に福岡市西区今津に創設され、21世紀の豊かな海を創造する技術の開発を通して、福岡県の水産業と漁村社会の進歩と未来を拓くための活動をされています。

試験場1

ここでは、施設見学や海洋研究課の職員の方から「筑前海(玄界灘と響灘を併せて筑前海と呼ぶそうです。)の漁場環境について」のご説明がありました。

プレゼン

試験場3

また、同施設内の水産資料館も見学いたしました。

試験場4

 

続いて、福岡市中央卸売市場の水処理施設の見学を行いました。

魚市場

今回の見学会においては、環境関連の仕事していく上での大変有用で貴重な体験をさせていただきました。

改めて、福岡県水産海洋技術センター様、福岡市中央卸売市場様、サブクラスター研究会の事務局の方々には御礼申し上げます。

本年度最終回となります次回のサブクラスター研究会においては、私 高田も短い時間ではありますが、企業連携体についてのお話させていただきます。テーマは、「事業の進捗と今後の課題について」であります。一般の方のご参加大歓迎です。皆様奮ってご参加ください。

私の恩師であります、九州大学 工学研究院 環境都市部門環境システム学 島岡 隆行 教授もご登壇されます。

—第4回サブクラスター研究会実施概要--------------------—-

◆日時:平成24年1月17日(火) 14:00~17:40

◆場所:福岡合同庁舎本館(福岡市博多区博多駅東2丁目11-1)

    5階共用中会議室

◆内容:

(1)講演「中国における廃棄物処理に係わる現状と動向」

   九州大学 工学研究院 環境都市部門

   環境システム学 教授 島岡 隆行 氏

(2)講演「アジアにおけるリサイクルの現状とそのビジネス展開の可能性」(仮題)

   独立行政法人日本貿易振興機構 アジア経済研究所

   新領域研究センター 環境・資源研究グループ長 小島 道一 氏

(3)講演「海外水ビジネス情報」(仮題)

  長崎大学大学院工学研究科 准教授 宮川 英樹 氏

(4)企業連合体事例発表(1)

   (株)ファーストソリューション 代表取締役 高田 将文 氏

(5)企業連合体事例発表(2)

   三光(株) 顧問 古賀 義明 氏

(6)まとめ「企業連合体ノウハウの横展開」

   サブクラスター研究会事務局

(7)アジア展開に関する支援制度のご紹介

  (独)中小企業基盤整備機構 国際化推進室

【問い合わせ先】

サブクラスター研究会 事務局

(株式会社九州テクノリサーチ内)

 池隅、佐藤(明)

〒804-0001

北九州市戸畑区飛幡町2番1号

TEL 093-872-5416

FAX 093-872-5368

以上

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NETIS震災復旧・復興支援サイト

国土交通省さんでは、6月9日~24日の期間で募った震災復旧・復興に資する約1,700件の技術について、ジャンル別検索やキーワード検索により当該技術の震災対応上の技術的特徴や災害対応関連工事又は業務における活用実績を閲覧することが可能なサイトを作成されました。7月6日より国土交通省ホームページにおいて公表されています。

当社の、MC工法の震災地での用途としましては、

・ヘドロ・津波堆積物・浚渫土の撤去

・下水処理施設に流入する下水中の「しさ」の除去

・浄水場で発生する汚泥の脱水

・散乱した海産物の収集運搬

・プールの清掃

・軟弱地盤・重金属により汚染された土壌・油泥の固化

において有効な技術です。

そして、ヘドロ・汚泥の脱水・固化においては、 「セメントは一切使用していない為、六価クロム溶出の心配がない」 ことが特徴のひとつです。

NETIS震災復旧・復興支援サイトの「MC(メッシュカット)工法」の公開情報は ここから ご覧ください。

以上

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MC(メッシュカット)工法による脱水・輸送システムで、濁水・汚泥処理のあらゆる問題を解決