水資源サブクラスター研究会の見学会に参加いたしました

公害防止技術・サービスへのニーズは、国内外において高い状況にありながらも、ニーズの中には単体の企業の技術・サービスでは対応できない場合があるのが実情であります。

九州経済産業局さんでは、公害防止対策技術・サービスを持つ複数の企業が連携して技術・サービスを提供する「企業連合体」をつくり、公害防止技術・サービスのニーズへ対応していくことを構想されております。その「企業連合体」の母体となる大気・水質・資源リサイクルの3つの分野の「サブクラスター研究会」を発足されています。この3つの分野の「サブクラスター研究会」では、ニーズ研究、ビジネスモデル研究に加え、ケーススタディ(グループディスカッション)などにより、「サブクラスター研究会」の中から「企業連合体」の形成を目指されております。

当社は水資源の分会に所属しており、今回はその取り組みの中のひとつである見学会に参加させていただきました。見学先は、福岡県水産海洋技術センターと福岡市中央卸売市場であります。

福岡県水産海洋技術センターは1898年に福岡市西区今津に創設され、21世紀の豊かな海を創造する技術の開発を通して、福岡県の水産業と漁村社会の進歩と未来を拓くための活動をされています。

試験場1

ここでは、施設見学や海洋研究課の職員の方から「筑前海(玄界灘と響灘を併せて筑前海と呼ぶそうです。)の漁場環境について」のご説明がありました。

プレゼン

試験場3

また、同施設内の水産資料館も見学いたしました。

試験場4

 

続いて、福岡市中央卸売市場の水処理施設の見学を行いました。

魚市場

今回の見学会においては、環境関連の仕事していく上での大変有用で貴重な体験をさせていただきました。

改めて、福岡県水産海洋技術センター様、福岡市中央卸売市場様、サブクラスター研究会の事務局の方々には御礼申し上げます。

本年度最終回となります次回のサブクラスター研究会においては、私 高田も短い時間ではありますが、企業連携体についてのお話させていただきます。テーマは、「事業の進捗と今後の課題について」であります。一般の方のご参加大歓迎です。皆様奮ってご参加ください。

私の恩師であります、九州大学 工学研究院 環境都市部門環境システム学 島岡 隆行 教授もご登壇されます。

—第4回サブクラスター研究会実施概要--------------------—-

◆日時:平成24年1月17日(火) 14:00~17:40

◆場所:福岡合同庁舎本館(福岡市博多区博多駅東2丁目11-1)

    5階共用中会議室

◆内容:

(1)講演「中国における廃棄物処理に係わる現状と動向」

   九州大学 工学研究院 環境都市部門

   環境システム学 教授 島岡 隆行 氏

(2)講演「アジアにおけるリサイクルの現状とそのビジネス展開の可能性」(仮題)

   独立行政法人日本貿易振興機構 アジア経済研究所

   新領域研究センター 環境・資源研究グループ長 小島 道一 氏

(3)講演「海外水ビジネス情報」(仮題)

  長崎大学大学院工学研究科 准教授 宮川 英樹 氏

(4)企業連合体事例発表(1)

   (株)ファーストソリューション 代表取締役 高田 将文 氏

(5)企業連合体事例発表(2)

   三光(株) 顧問 古賀 義明 氏

(6)まとめ「企業連合体ノウハウの横展開」

   サブクラスター研究会事務局

(7)アジア展開に関する支援制度のご紹介

  (独)中小企業基盤整備機構 国際化推進室

【問い合わせ先】

サブクラスター研究会 事務局

(株式会社九州テクノリサーチ内)

 池隅、佐藤(明)

〒804-0001

北九州市戸畑区飛幡町2番1号

TEL 093-872-5416

FAX 093-872-5368

以上

株式会社 ファーストソリューション

http://www.1st-solution.jp/

092-285-2631