エコポーチは濁水/汚泥や水物のゴミを減量(脱水)する働きと、フレコンバックの様に保管や輸送に使用できる特徴も持っております。
また、フレコンバックとしては、輸送時の吊り上げ作業においては危険を伴う作業環境であるため、当社は安全性を最重要視した品質管理を行なっております。
6トン頂部吊り上げ試験状況です。
エコポーチ内部に充填するものは、代替え品として樹脂ピレット及び鉄球を使用します。
エコポーチは、脱水能力だけではなく、強度も両立した製品です。
公共事業等においても自信をもって御薦めできます。
必要であれば、試験報告書のご提出も可能です。
以上
株式会社 ファーストソリューション
http://www.1st-solution.jp/
092-285-2631
脱水/水切りフレコン エコポーチの品質管理
ゼオライト系凝集剤 フロックマンを使った汚泥の凝集実験
昨日、お客様をより依頼がありました、
段ボール工場のインク廃液を使った凝集実験を行いました。
フロックマンの添加量は1,000㎜g/ℓ、検体はpHが10以上と高かったためpH調整を行っております。
動画開始3分後から個液分離が明確に確認できます。
ご覧ください。
株式会社 ファーストソリューション
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段ボール工場のインク廃液を使った凝集実験を行いました。
フロックマンの添加量は1,000㎜g/ℓ、検体はpHが10以上と高かったためpH調整を行っております。
動画開始3分後から個液分離が明確に確認できます。
ご覧ください。
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特許申請中! NETIS申請中?
本日は、特許 と NETISについて書きたいと思います。
特許とは、皆さんご存知のように、
行政機関である特許庁が、新規且つ有用な発明を出願した人に与える、発明を一定期間、独占的且つ排他的に実施できる権利のことです。
また、出願の手続については、特許庁へ自宅や会社のパソコンからオンラインで行う方法(電子出願)と書面で行う方法があります。
当社は、特許事務所のパソコンからオンラインで出願して頂きました。
そして、一般的に「特許申請中」とは、特許を出願してから権利取得までの状態(注 約1~2年間)のときに、「特許申請中」又は「特許出願中」等の文言を使用することが多いようです。
NETIS(ネティス)とは、国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として、新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)を整備し、国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されるデータベースシステムです。
NETIS登録技術は、国が推進する情報化施工や品質・精度の向上、コスト削減等において有効であるとの観点から積極的な利用を薦めており、国のガイドラインにおいて、技術提案や創意工夫事例として導入した場合に評価点が加点されることが定められています。
以前ほどではありませんが、新しい商材(ベンチャー企業や環境ビジネスの製品等)の販路開拓においても、NETISに登録されているか、いないかは、大きな違いがあります。
申請においては、新技術概要説明資料などを作成し、必要書類、新技術のカタログ、試験成績等に基づいて、申請・相談窓口でヒアリングを受け、「新技術」に該当すると判断されれば、追加の資料等を提出し登録に必要な追加書類を提出し、「登録」となります。その後、1~2ヶ月で情報公開されます。 NETISの当社の情報はここから
私の経験から、最初のヒアリングが「最初の関門(新技術かどうか?優れた技術かどうか?)」だったように記憶しております。
最近、特許と違って申請(提出)が完了すれば、1~2ヶ月で情報公開されるのに、
あえて? 「 NETIS申請中(準備中) 」 との表記を見かけ、
違和感を感じたので整理してみました。
以上
株式会社 ファーストソリューション
http://www.1st-solution.jp/
092-285-2631
特許とは、皆さんご存知のように、
行政機関である特許庁が、新規且つ有用な発明を出願した人に与える、発明を一定期間、独占的且つ排他的に実施できる権利のことです。
また、出願の手続については、特許庁へ自宅や会社のパソコンからオンラインで行う方法(電子出願)と書面で行う方法があります。
当社は、特許事務所のパソコンからオンラインで出願して頂きました。
そして、一般的に「特許申請中」とは、特許を出願してから権利取得までの状態(注 約1~2年間)のときに、「特許申請中」又は「特許出願中」等の文言を使用することが多いようです。
NETIS(ネティス)とは、国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として、新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)を整備し、国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されるデータベースシステムです。
NETIS登録技術は、国が推進する情報化施工や品質・精度の向上、コスト削減等において有効であるとの観点から積極的な利用を薦めており、国のガイドラインにおいて、技術提案や創意工夫事例として導入した場合に評価点が加点されることが定められています。
以前ほどではありませんが、新しい商材(ベンチャー企業や環境ビジネスの製品等)の販路開拓においても、NETISに登録されているか、いないかは、大きな違いがあります。
申請においては、新技術概要説明資料などを作成し、必要書類、新技術のカタログ、試験成績等に基づいて、申請・相談窓口でヒアリングを受け、「新技術」に該当すると判断されれば、追加の資料等を提出し登録に必要な追加書類を提出し、「登録」となります。その後、1~2ヶ月で情報公開されます。 NETISの当社の情報はここから
私の経験から、最初のヒアリングが「最初の関門(新技術かどうか?優れた技術かどうか?)」だったように記憶しております。
最近、特許と違って申請(提出)が完了すれば、1~2ヶ月で情報公開されるのに、
あえて? 「 NETIS申請中(準備中) 」 との表記を見かけ、
違和感を感じたので整理してみました。
以上
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ヘドロ撤去時の汚泥の脱水について
当社の、脱水袋 兼 脱水ケーキの輸送用フレコンバック「エコポーチ」の設置要領についてのお問い合わせが多数あります。
当社のHPの画像に、トレーラシャーシに搭載した鉄骨のハンガーに吊るしたエコポーチの画像(ここから)があります。
この画像の施設は、産業廃棄物の移動式中間処理(汚泥の脱水)施設としての恒久的な施設です。
但し、「産業廃棄物」ではなく、災害時に発生する「災害廃棄物」に該当する、ヘドロ・汚泥・水分を多く含む廃棄物・ガレキ等の
脱水(減容)処理においては、短管足場材を用いた「仮設のポーチハンガー」 を当社はご提案いたします。
ご覧下さい。
脱水(減容)処理完了後は、 「エコポーチ」のまま最終処分先まで輸送が可能なため、緊急時(災害時)で、
吸引車(バキューム車)の手配が付かない場合や、車両が不足なときにも対応が可能となります。
また、「エコポーチ」の詳細は、ここからご覧下さい。
以上
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当社のHPの画像に、トレーラシャーシに搭載した鉄骨のハンガーに吊るしたエコポーチの画像(ここから)があります。
この画像の施設は、産業廃棄物の移動式中間処理(汚泥の脱水)施設としての恒久的な施設です。
但し、「産業廃棄物」ではなく、災害時に発生する「災害廃棄物」に該当する、ヘドロ・汚泥・水分を多く含む廃棄物・ガレキ等の
脱水(減容)処理においては、短管足場材を用いた「仮設のポーチハンガー」 を当社はご提案いたします。
ご覧下さい。
脱水(減容)処理完了後は、 「エコポーチ」のまま最終処分先まで輸送が可能なため、緊急時(災害時)で、
吸引車(バキューム車)の手配が付かない場合や、車両が不足なときにも対応が可能となります。
また、「エコポーチ」の詳細は、ここからご覧下さい。
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産業廃棄物処理の再委託について考える
産業廃棄物の処分(収集・運搬・処分等)を受託した会社が、その処分をさらに別会社へ「再委託」することは原則として違法な行為となります。
「再委託」は、産業廃棄物処理の責任の所在が不明確になり不法投棄につながる等のリスクがあるため、廃棄物処理法第14条第14項で原則として禁止されています。
しかし、政令で定める基準を守っていれば、そのような「再委託」は認められています。
例外的に、あらかじめ、文書で、排出事業者の承諾を受けた場合には「再委託」が認められています。
ただし、「再委託」後に、さらに別の業者に「再委託 (再再委託)」することは認められていません。
以上
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「再委託」は、産業廃棄物処理の責任の所在が不明確になり不法投棄につながる等のリスクがあるため、廃棄物処理法第14条第14項で原則として禁止されています。
しかし、政令で定める基準を守っていれば、そのような「再委託」は認められています。
例外的に、あらかじめ、文書で、排出事業者の承諾を受けた場合には「再委託」が認められています。
ただし、「再委託」後に、さらに別の業者に「再委託 (再再委託)」することは認められていません。
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浄水場の汚泥を使った固化(脱水)実験の結果
先日から行っておりました、浄水場の汚泥を使った固化(脱水)実験の結果をレポートいたします。
先ず実験の要領をご説明いたします。
1.検体500cc(浄水場の汚泥:天日乾燥床からサンプリングしたもの)にフロックマンを0.8グラム添加し団粒化させる。
2.エコポーチの原反(素材)を使ってろ過(脱水)を行い、脱離液の計測を行う。
画像は、ろ過(脱水)完了後の「脱水ケーキ(汚泥の固形物)」です。
脱離液は、約340ccです。 約32%(1/3)に減容出来ました。
3.1週間、室内で乾燥(常温)し計測を行う。
1週間経過した「脱水ケーキ」です。
重さは、42.9gです。
汚泥の比重を1.1と仮定した場合、約7.8% (1/13)に削減出来ました。
今回の実験は、実機レベルではなく、あくまでも机上でのビーカーテストであり、また、汚泥の性状(濃さ、pH等)によっても結果は変化します。
汚泥の成分は、ほとんどが「水」 であるため、脱水することによって、大幅に運搬費・処分費を削減することが可能となります。
「汚泥」と「脱水ケーキ (10日後)」の比較画像です。
以上
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先ず実験の要領をご説明いたします。
1.検体500cc(浄水場の汚泥:天日乾燥床からサンプリングしたもの)にフロックマンを0.8グラム添加し団粒化させる。
2.エコポーチの原反(素材)を使ってろ過(脱水)を行い、脱離液の計測を行う。
画像は、ろ過(脱水)完了後の「脱水ケーキ(汚泥の固形物)」です。
脱離液は、約340ccです。 約32%(1/3)に減容出来ました。
3.1週間、室内で乾燥(常温)し計測を行う。
1週間経過した「脱水ケーキ」です。
重さは、42.9gです。
汚泥の比重を1.1と仮定した場合、約7.8% (1/13)に削減出来ました。
今回の実験は、実機レベルではなく、あくまでも机上でのビーカーテストであり、また、汚泥の性状(濃さ、pH等)によっても結果は変化します。
汚泥の成分は、ほとんどが「水」 であるため、脱水することによって、大幅に運搬費・処分費を削減することが可能となります。
「汚泥」と「脱水ケーキ (10日後)」の比較画像です。
以上
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天日乾燥床内の浄水汚泥を使った固化(脱水)実験
「MC工法」は緊急時等において、早急に汚泥(ヘドロ)の撤去を必要とする場合、恒久的な処理施設とは異なり現場で簡単な仮設設備を用いて、脱水・減容並びに撤去・搬出までをワンストップで行うことを可能にした新しい環境技術です。また、「MC工法」は、国土交通省 NETISにも登録されています。
今回は、この「MC工法」を皆様にご理解して頂くために、浄水場で発生する汚泥(ヘドロ)の凝集剤「フロックマン」を使った、凝集実験及び脱水袋兼脱水ケーキの輸送用フレコンバック「エコポーチ」の原反(素材)を使った、ろ過実験結果を公開いたします。 エコポーチのHPはここから
検体の画像です。今回は浄水場の汚泥を使用します。
薬品沈殿池から濃縮槽へ移送され濃縮した汚泥です。
凝集剤「フロックマン」添加後の画像です。添加量は500ccに対して0.8g(1㎥に対し1.6kg)です。
団粒化が確認できます。
次に「エコポーチ」の原反を使った、ろ過実験を行います。
鉛筆の芯の先が、脱離液の水面です。団粒化したフロックの水切り状況はこのように良好です。
「エコポーチ」の原反内部に残った脱水ケーキの状況です。
脱離液を測定した結果340ccでした。3~5分で汚泥(ヘドロ)の約68%の減容に成功いたしました。
ここで、さらに継続して、「脱水+天日干し」を続けることにより、当初の検体は1/6~1/8に減容(最終処分量の低減)されると予想されます。
そして、脱水ケーキの搬出時には、このエコポーチをそのまま最終処分先までの脱水ケーキの輸送用の容器として使用します。
これより、吸引車(バキューム車)の必要台数が足りない場合や、すぐに手配できない場合においても、ユニック車があれば安価な輸送コストで脱水ケーキを最終処分先まで搬出できます。
このように「MC工法」は、簡易な装置(SR5000+エコポーチ)を使って、現場で汚泥(ヘドロ)を脱水・減容し、また輸送コスト低減にも寄与する画期的な技術です。
以上
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇画像の無断転用を禁じます。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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今回は、この「MC工法」を皆様にご理解して頂くために、浄水場で発生する汚泥(ヘドロ)の凝集剤「フロックマン」を使った、凝集実験及び脱水袋兼脱水ケーキの輸送用フレコンバック「エコポーチ」の原反(素材)を使った、ろ過実験結果を公開いたします。 エコポーチのHPはここから
検体の画像です。今回は浄水場の汚泥を使用します。
薬品沈殿池から濃縮槽へ移送され濃縮した汚泥です。
凝集剤「フロックマン」添加後の画像です。添加量は500ccに対して0.8g(1㎥に対し1.6kg)です。
団粒化が確認できます。
次に「エコポーチ」の原反を使った、ろ過実験を行います。
鉛筆の芯の先が、脱離液の水面です。団粒化したフロックの水切り状況はこのように良好です。
「エコポーチ」の原反内部に残った脱水ケーキの状況です。
脱離液を測定した結果340ccでした。3~5分で汚泥(ヘドロ)の約68%の減容に成功いたしました。
ここで、さらに継続して、「脱水+天日干し」を続けることにより、当初の検体は1/6~1/8に減容(最終処分量の低減)されると予想されます。
そして、脱水ケーキの搬出時には、このエコポーチをそのまま最終処分先までの脱水ケーキの輸送用の容器として使用します。
これより、吸引車(バキューム車)の必要台数が足りない場合や、すぐに手配できない場合においても、ユニック車があれば安価な輸送コストで脱水ケーキを最終処分先まで搬出できます。
このように「MC工法」は、簡易な装置(SR5000+エコポーチ)を使って、現場で汚泥(ヘドロ)を脱水・減容し、また輸送コスト低減にも寄与する画期的な技術です。
以上
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇画像の無断転用を禁じます。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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産業廃棄物と有価物
産業廃棄物と有価物について書きたいと思います。
先ず、廃棄物処理法では、「事業活動に伴って生じた廃棄物」のうち、20種類を産業廃棄物として定め、産業廃棄物以外の廃棄物を一般廃棄物としています。 (産業廃棄物の20種類の品目はここから)
また、ここでいう「事業活動」とは、製造業や建設業等に限定されるものではなく、農林業や商店等の商業活動、水道事業、学校等の公共事業も含まれます。
そして、当社が取り組んでいます、浄水場の汚泥(河川水中の濁質や浄水処理に使われた薬剤の沈殿物)や建設現場の汚泥も前述したように産業廃棄物に該当します。
また、建設汚泥に関しては、
『 建設汚泥処理物(※1)については、建設汚泥に人為的に脱水・凝集固化等の中間処理を加えたものであることから、中間処理の内容によっては性状等が必ずしも一定でなく、飛散・流出又は崩落の恐れがあることに加え有害物質を含有する場合や、高いアルカリ性を有し周辺水域へ影響を与える場合もある等、不要となった際に占有者の自由な処分に任せると不適正に放置等され、生活環境の保全上支障が生ずるおそれがある。そのため、建設汚泥処理物であって不要物に該当するものは、廃棄物として適切な管理の下におくことが必要である。その一方で、生活環境の保全上支障が生ずるおそれのない適正な再生利用については、積極的に推進される必要がある。
※1 建設汚泥処理物の例
・建設汚泥にセメント等の固化剤を混練し、流動性を有する状態で安定化させたもの
・建設汚泥に石灰等の固化剤や添加剤を加え脱水させたもの
・建設汚泥を脱水・乾燥させたもの 』
環境省 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長通知 環廃産発第050725002号 平成17年7月25日
「建設汚泥処理物の廃棄物該当性の判断指針について」より
そして、有価物は廃棄物ではありませんが、その判断基準は、「売却代金と運搬費を相殺しても、排出者側(廃棄物を排出する側)に収入が有るか否か」というものが、大きな目安となっており、有価物とは、売却代金と運搬費を相殺しても、なお排出者側にプラスになることが必要です。
ただし、使用方法や流通ルートが現実的でない場合などは、「産業廃棄物として処理をすべき物を、有価物と称して不適正な処理をした」と見なす場合があります。
産業廃棄物を処理する責任は、その産業廃棄物を排出した事業者(廃棄物を出した事業者)にあります。事業者は自社が排出する産業廃棄物を、責任をもって処理しなければならないのです。この考え方を、「排出事業者責任」といいます。
このように、法の解釈は何かと難しい面もありますが、産業廃棄物の取り扱いには十分な注意が必要です。
以上
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先ず、廃棄物処理法では、「事業活動に伴って生じた廃棄物」のうち、20種類を産業廃棄物として定め、産業廃棄物以外の廃棄物を一般廃棄物としています。 (産業廃棄物の20種類の品目はここから)
また、ここでいう「事業活動」とは、製造業や建設業等に限定されるものではなく、農林業や商店等の商業活動、水道事業、学校等の公共事業も含まれます。
そして、当社が取り組んでいます、浄水場の汚泥(河川水中の濁質や浄水処理に使われた薬剤の沈殿物)や建設現場の汚泥も前述したように産業廃棄物に該当します。
また、建設汚泥に関しては、
『 建設汚泥処理物(※1)については、建設汚泥に人為的に脱水・凝集固化等の中間処理を加えたものであることから、中間処理の内容によっては性状等が必ずしも一定でなく、飛散・流出又は崩落の恐れがあることに加え有害物質を含有する場合や、高いアルカリ性を有し周辺水域へ影響を与える場合もある等、不要となった際に占有者の自由な処分に任せると不適正に放置等され、生活環境の保全上支障が生ずるおそれがある。そのため、建設汚泥処理物であって不要物に該当するものは、廃棄物として適切な管理の下におくことが必要である。その一方で、生活環境の保全上支障が生ずるおそれのない適正な再生利用については、積極的に推進される必要がある。
※1 建設汚泥処理物の例
・建設汚泥にセメント等の固化剤を混練し、流動性を有する状態で安定化させたもの
・建設汚泥に石灰等の固化剤や添加剤を加え脱水させたもの
・建設汚泥を脱水・乾燥させたもの 』
環境省 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長通知 環廃産発第050725002号 平成17年7月25日
「建設汚泥処理物の廃棄物該当性の判断指針について」より
そして、有価物は廃棄物ではありませんが、その判断基準は、「売却代金と運搬費を相殺しても、排出者側(廃棄物を排出する側)に収入が有るか否か」というものが、大きな目安となっており、有価物とは、売却代金と運搬費を相殺しても、なお排出者側にプラスになることが必要です。
ただし、使用方法や流通ルートが現実的でない場合などは、「産業廃棄物として処理をすべき物を、有価物と称して不適正な処理をした」と見なす場合があります。
産業廃棄物を処理する責任は、その産業廃棄物を排出した事業者(廃棄物を出した事業者)にあります。事業者は自社が排出する産業廃棄物を、責任をもって処理しなければならないのです。この考え方を、「排出事業者責任」といいます。
このように、法の解釈は何かと難しい面もありますが、産業廃棄物の取り扱いには十分な注意が必要です。
以上
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ゼオライト系凝集剤「フロックマン」を使った、凝集(水質浄化)実験
中国からの紡績工場の廃水処理のお問い合わせが数件重なったため、昨日改めて、粉体凝集剤「フロックマン」の市販の染料を溶かした水溶液を使った凝集実験を行ってみました。
他社製品と比較し「フロック(水中で汚れの粒子がフレーク状になったもの。)」が大きく、粘り気が少ないため、脱水性がいいことを特徴とします。
また、当社が独自に開発した、「MC(メッシュカット)工法」は、他社の小規模(~20㎥/時間)向きの濁水処理装置とは違い、脱水ケーキの輸送コスト低減に繋がるアイテム(製品名 エコポーチ:脱水兼輸送用フレコンバック)も併せ持つ、新しい環境技術です。
昨年9月に国土交通省のNETISにも認定されています。
以上
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他社製品と比較し「フロック(水中で汚れの粒子がフレーク状になったもの。)」が大きく、粘り気が少ないため、脱水性がいいことを特徴とします。
また、当社が独自に開発した、「MC(メッシュカット)工法」は、他社の小規模(~20㎥/時間)向きの濁水処理装置とは違い、脱水ケーキの輸送コスト低減に繋がるアイテム(製品名 エコポーチ:脱水兼輸送用フレコンバック)も併せ持つ、新しい環境技術です。
昨年9月に国土交通省のNETISにも認定されています。
以上
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災害廃棄物 「火山灰」 「汚泥」を使ったジャーテスト(凝集性試験)
災害廃棄物である「火山灰」と「汚泥」におけるジャーテスト・MC処理試験の画像を公開いたします。
試験:災害廃棄物における「MC工法」の有効性について
◇検体①:火山灰を水に溶かしたもの
・火山灰が降雨により泥状化した場合を想定する。
・火山灰が道路側溝内に堆積し高圧洗浄車等を使った清掃時に
泥状化した場合を想定する。
◇検体②:粘性土を水に溶かしたもの
【検体①を使ったジャーテスト】
◇画像 1 左・右ともに検体
◇画像 2 右:検体 左:凝集沈殿完了後 試薬:フロックマン(土壌改良剤P)を使用 添加量:900mg/ℓ
◇画像 3 沈殿物の拡大写真
【検体①を使ったMC処理試験】
◇画像 4 右:ろ過液 左:脱水ケーキ
方法:沈殿物をエコポーチの素材に見立てた「茶漉し」でろ過する。
結果:少量のマイクロフロックが「茶漉し」を通過しビーカー底部に
沈殿する。
【検体②を使ったジャーテスト】
◇画像 1 左・右ともに検体
◇画像 2 右:検体 左:凝集沈殿完了後 試薬:フロックマン(凝集剤AR) 添加量:700mg/ℓ
◇画像 3 沈殿物の拡大写真
【検体②を使ったMC処理試験】
◇画像 4 右:ろ過液 左:脱水ケーキ
方法:沈殿物をエコポーチの素材に見立てた「茶漉し」でろ過する。
結果:「茶漉し」で、沈殿物をほぼ完全に捕らえることが出来た。
■所見
検体①:火山灰を水に溶かしたものに関しては弱酸性のため多少フロックの結合力が弱く感じるが、実機(SR5000+エコポーチ)レベルでは問題ないと考える。
また、検体②:粘性土を水に溶かしたものに関しては、ほぼ完全な「MC処理」が可能である。
以上
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇画像の無断転用を禁じます。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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試験:災害廃棄物における「MC工法」の有効性について
◇検体①:火山灰を水に溶かしたもの
・火山灰が降雨により泥状化した場合を想定する。
・火山灰が道路側溝内に堆積し高圧洗浄車等を使った清掃時に
泥状化した場合を想定する。
◇検体②:粘性土を水に溶かしたもの
【検体①を使ったジャーテスト】
◇画像 1 左・右ともに検体
◇画像 2 右:検体 左:凝集沈殿完了後 試薬:フロックマン(土壌改良剤P)を使用 添加量:900mg/ℓ
◇画像 3 沈殿物の拡大写真
【検体①を使ったMC処理試験】
◇画像 4 右:ろ過液 左:脱水ケーキ
方法:沈殿物をエコポーチの素材に見立てた「茶漉し」でろ過する。
結果:少量のマイクロフロックが「茶漉し」を通過しビーカー底部に
沈殿する。
【検体②を使ったジャーテスト】
◇画像 1 左・右ともに検体
◇画像 2 右:検体 左:凝集沈殿完了後 試薬:フロックマン(凝集剤AR) 添加量:700mg/ℓ
◇画像 3 沈殿物の拡大写真
【検体②を使ったMC処理試験】
◇画像 4 右:ろ過液 左:脱水ケーキ
方法:沈殿物をエコポーチの素材に見立てた「茶漉し」でろ過する。
結果:「茶漉し」で、沈殿物をほぼ完全に捕らえることが出来た。
■所見
検体①:火山灰を水に溶かしたものに関しては弱酸性のため多少フロックの結合力が弱く感じるが、実機(SR5000+エコポーチ)レベルでは問題ないと考える。
また、検体②:粘性土を水に溶かしたものに関しては、ほぼ完全な「MC処理」が可能である。
以上
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇画像の無断転用を禁じます。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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