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国土交通省 新技術活用システム(NETIS)を利用した震災復旧・復興に資する技術情報の公表について

国土交通省さんにおきましては、民間企業などの有用な新技術の活用促進のため新技術活用システムを運用しているところです。

今般の東日本大震災におきましては、地震、津波、液状化などにより、きわめて広域かつ多岐にわたる甚大な被害が生じました。国土交通省さんとしましても、これらの震災からの復旧・復興に全力を挙げて取り組んでおられます。

その取組の一環としまして、新技術活用システム(NETIS)に登録された技術を対象として、復旧・復興に資する技術を募集し、広く公表することで、復旧・復興の現場において活用を図り、震災対応を支援されます。

■公開日 平成23年7月上旬(予定)

■内容       

       ◇当該技術の震災対応上の技術的特徴

         ・活用の場面・・・どのような工事又は調査において

         ・活用の効果・・・どのように役に立つのか等

       ◇災害対応工事又は業務における活用実績(件数、工事等名、関連災害名 等)【任意】

       ◇復旧・復興における対象分野(液状化対策、瓦礫・土砂処理 等)

       ◇関連ホームページのリンク先(URL)【任意】

       ◇今回の技術情報に対する連絡先

■対象技術: NETIS登録技術

技術に関する詳細情報は、 NETISを参照してください。

以上

株式会社 ファーストソリューション

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産業廃棄物処理の再委託について考える

産業廃棄物の処分(収集・運搬・処分等)を受託した会社が、その処分をさらに別会社へ「再委託」することは原則として違法な行為となります。

「再委託」は、産業廃棄物処理の責任の所在が不明確になり不法投棄につながる等のリスクがあるため、廃棄物処理法第14条第14項で原則として禁止されています。

しかし、政令で定める基準を守っていれば、そのような「再委託」は認められています。

例外的に、あらかじめ、文書で、排出事業者の承諾を受けた場合には「再委託」が認められています。

ただし、「再委託」後に、さらに別の業者に「再委託 (再再委託)」することは認められていません。

以上

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浄水場の汚泥を使った固化(脱水)実験の結果

先日から行っておりました、浄水場の汚泥を使った固化(脱水)実験の結果をレポートいたします。

先ず実験の要領をご説明いたします。

1.検体500cc(浄水場の汚泥:天日乾燥床からサンプリングしたもの)にフロックマンを0.8グラム添加し団粒化させる。

2.エコポーチの原反(素材)を使ってろ過(脱水)を行い、脱離液の計測を行う。

画像は、ろ過(脱水)完了後の「脱水ケーキ(汚泥の固形物)」です。

脱離液は、約340ccです。 約32%(1/3)に減容出来ました。

脱水ケーキ1

3.1週間、室内で乾燥(常温)し計測を行う。

1週間経過した「脱水ケーキ」です。

脱水ケーキ2

重さは、42.9gです。

汚泥の比重を1.1と仮定した場合、約7.8% (1/13)に削減出来ました。

脱水ケーキ3

今回の実験は、実機レベルではなく、あくまでも机上でのビーカーテストであり、また、汚泥の性状(濃さ、pH等)によっても結果は変化します。

汚泥の成分は、ほとんどが「水」 であるため、脱水することによって、大幅に運搬費・処分費を削減することが可能となります。

「汚泥」と「脱水ケーキ (10日後)」の比較画像です。

脱水ケーキ4

以上

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中小企業白書(2011年版)に掲載される予定です!

「中小企業白書」とは、中小企業庁が毎年発行する白書(政府が発表する報告書)のことです。

そして、中小企業白書は、その名のとおり、主に中小企業の動向等についてまとめられたもので、国会に報告するために作成されるものです。しかし他の白書同様、中小企業白書も、出版社によって出版されているため、一般の方でも読むことができます。

2010年にも経済産業調査会によって出版されました。中小企業白書は書店で購入することができますが、紙媒体でなくても構わないという方は、中小企業庁のホームページで閲覧することも可能です。         

中小企業白書のバックナンバーはここから

中小企業白書(2011年版)につきましたは、先般発生いたしました東日本大震災の影響を受けて延期されておりましたが、7月初頭頃をめどに、閣議決定後に発行されます。

そして、今回、同誌に当社の記事が掲載される予定です。

創業期のベンチャー(特に環境関連)企業の経営者にとって、社会的な信用度及び新しいサービス・技術の認知度が低いことが経営にネックになりますが、このような機会に少しづつ当社の「ブランド作り」を行ってゆきたいと考えます。

以上

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天日乾燥床内の浄水汚泥を使った固化(脱水)実験

「MC工法」は緊急時等において、早急に汚泥(ヘドロ)の撤去を必要とする場合、恒久的な処理施設とは異なり現場で簡単な仮設設備を用いて、脱水・減容並びに撤去・搬出までをワンストップで行うことを可能にした新しい環境技術です。また、「MC工法」は、国土交通省 NETISにも登録されています。

今回は、この「MC工法」を皆様にご理解して頂くために、浄水場で発生する汚泥(ヘドロ)の凝集剤「フロックマン」を使った、凝集実験及び脱水袋兼脱水ケーキの輸送用フレコンバック「エコポーチ」の原反(素材)を使った、ろ過実験結果を公開いたします。            エコポーチのHPはここから

検体の画像です。今回は浄水場の汚泥を使用します。

薬品沈殿池から濃縮槽へ移送され濃縮した汚泥です。

原水

凝集剤「フロックマン」添加後の画像です。添加量は500ccに対して0.8g(1㎥に対し1.6kg)です。

団粒化が確認できます。

添加後 横

次に「エコポーチ」の原反を使った、ろ過実験を行います。

鉛筆の芯の先が、脱離液の水面です。団粒化したフロックの水切り状況はこのように良好です。

MC処理状況

「エコポーチ」の原反内部に残った脱水ケーキの状況です。

脱水ケーキ

脱離液を測定した結果340ccでした。3~5分で汚泥(ヘドロ)の約68%の減容に成功いたしました。

処理水と脱水ケーキ

ここで、さらに継続して、「脱水+天日干し」を続けることにより、当初の検体は1/6~1/8に減容(最終処分量の低減)されると予想されます。

そして、脱水ケーキの搬出時には、このエコポーチをそのまま最終処分先までの脱水ケーキの輸送用の容器として使用します。

これより、吸引車(バキューム車)の必要台数が足りない場合や、すぐに手配できない場合においても、ユニック車があれば安価な輸送コストで脱水ケーキを最終処分先まで搬出できます。

このように「MC工法」は、簡易な装置(SR5000+エコポーチ)を使って、現場で汚泥(ヘドロ)を脱水・減容し、また輸送コスト低減にも寄与する画期的な技術です。

以上

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇画像の無断転用を禁じます。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

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九州の環境関連企業のポテンシャル・経営者の横顔

先般お伝えしておりました、九州経済産業局さんの昨年度事業「地域新成長産業創出促進事業」におきまして、

九州の環境関連企業のポテンシャルや経営者の横顔を紹介することを目的とし、広報・PR面でバックアップするためのツールとして、この度DVD・冊子を作成されました。

DVDは、九州の環境関連企業約150社のデータベースと、この150社の中から、アジア展開に積極的な19社のキーパーソンのインタビューを集めた「紹介映像」の2枚組みになっています。

本日は、その19社の中の高田のインタビュー映像を公開いたします。

経済産業省 九州経済産業局 資源エネルギー環境部 環境対策課様、

この事業を受託され作成された、株式会社ソルデザイン様には、厚くお礼申し上げます。

     株式会社 ファーストソリューション

     代表取締役 高田 将文



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浄水場 汚泥の減容化に!

今週は、当社の「MC工法」を使った、浄水場で発生する汚泥の減容についてのご案内・ご提案に四国に向かいました。

先ず、陸路で福岡~大分県臼杵港まで車で移動です。

臼杵港のフェリー乗り場での、

久々にブログ登場、BP(黒のトヨタ プリウス、通称:ブラックパール)号です。

出発

臼杵~四国八幡浜までは、約2時間20分の船旅です。

八幡浜港が見えてきました。

四国着

目的地の浄水場の全景写真です。

全景

水源は、すぐ上流にあるダムを使っています。公園みたい?で綺麗なところでした。

ダム

今回は、以前からお取引がある、(有)ソイルファーム 加用社長に同行していただきました。

(有)ソイルファーム さんは、育苗培土・園芸培土・有機物炭化装置の総合システムを提案する四万十市にある会社です。   

                 (有)ソイルファームさん のHPはここから

先ずは、天日乾燥床を確認させていただきました。

全景写真には写っていますが、屋根?がある天日乾燥床は初めて見ました。

天日乾燥床

そして、天日乾燥床の汚泥をサンプリングし、pHの測定を行った後、簡易ジャーテストを行いました。

写真は、原水(濃い汚泥)です。

原水

薄いものも、濃いものも、凝集・団粒化が確認できました。(一番左:濃い汚泥、2番目:薄い汚泥)

ジャーテスト

会議室で打ち合わせを行い、帰りのフェリーの時間があったので慌てて福岡へ折り返し、八幡浜港へ着。

復路は、別府へ着きます。

四国出発

「九州(別府)に帰ってきたゾーッ!」

大分着

午後8時15分に別府港へ到着しました。それから再びBP号で福岡へ移動。

午後10時に自宅駐車場に到着いたしました。

今回の移動距離は、約450キロ、燃費はリッター 21.7キロ(かなり悪い、今回は飛ばしすぎかも?)

インパネ

お客様には、少し駆け足でのご説明でしたか、充分に「MC工法」の有効性をお伝えできたか少し心配です。またお伺いいたします。

今後とも、よろしくお願いいたします。

         株式会社 ファーストソリューション

         代表取締役 高田 将文

以上

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産業廃棄物と有価物

産業廃棄物と有価物について書きたいと思います。

先ず、廃棄物処理法では、「事業活動に伴って生じた廃棄物」のうち、20種類を産業廃棄物として定め、産業廃棄物以外の廃棄物を一般廃棄物としています。   (産業廃棄物の20種類の品目はここから

また、ここでいう「事業活動」とは、製造業や建設業等に限定されるものではなく、農林業や商店等の商業活動、水道事業、学校等の公共事業も含まれます。

そして、当社が取り組んでいます、浄水場の汚泥(河川水中の濁質や浄水処理に使われた薬剤の沈殿物)や建設現場の汚泥も前述したように産業廃棄物に該当します。

また、建設汚泥に関しては、

『 建設汚泥処理物(※1)については、建設汚泥に人為的に脱水・凝集固化等の中間処理を加えたものであることから、中間処理の内容によっては性状等が必ずしも一定でなく、飛散・流出又は崩落の恐れがあることに加え有害物質を含有する場合や、高いアルカリ性を有し周辺水域へ影響を与える場合もある等、不要となった際に占有者の自由な処分に任せると不適正に放置等され、生活環境の保全上支障が生ずるおそれがある。そのため、建設汚泥処理物であって不要物に該当するものは、廃棄物として適切な管理の下におくことが必要である。その一方で、生活環境の保全上支障が生ずるおそれのない適正な再生利用については、積極的に推進される必要がある。

※1 建設汚泥処理物の例

・建設汚泥にセメント等の固化剤を混練し、流動性を有する状態で安定化させたもの

・建設汚泥に石灰等の固化剤や添加剤を加え脱水させたもの

・建設汚泥を脱水・乾燥させたもの 』

環境省 廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長通知 環廃産発第050725002号 平成17年7月25日

「建設汚泥処理物の廃棄物該当性の判断指針について」より

そして、有価物は廃棄物ではありませんが、その判断基準は、「売却代金と運搬費を相殺しても、排出者側(廃棄物を排出する側)に収入が有るか否か」というものが、大きな目安となっており、有価物とは、売却代金と運搬費を相殺しても、なお排出者側にプラスになることが必要です。

ただし、使用方法や流通ルートが現実的でない場合などは、「産業廃棄物として処理をすべき物を、有価物と称して不適正な処理をした」と見なす場合があります。

産業廃棄物を処理する責任は、その産業廃棄物を排出した事業者(廃棄物を出した事業者)にあります。事業者は自社が排出する産業廃棄物を、責任をもって処理しなければならないのです。この考え方を、「排出事業者責任」といいます。

このように、法の解釈は何かと難しい面もありますが、産業廃棄物の取り扱いには十分な注意が必要です。

以上

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よみがえった川/韓国 清渓川(チョンゲチョン)                         

清渓川(チョンゲチョン)は、かつて鍾路と乙支路の間を流れていた川でしたが、川にふたをして上に道路が走るようになり、さらにその上に高架道路が造られ、都市化の中で川は完全に暗渠となりました。

しかし、1968 年に建設された清渓川高架道路が築30 年を経て老朽化が目立ちはじめ、そのままでは危険な状態となったため、高架道路を撤去し、河川を復活させる都市再開発事業が行われました。清渓川再生事業は、都市部での河川の復元事例として、世界的な注目を集めたそうです。

私も、以前TVの報道を見たことがありました。今回宿泊したホテルから徒歩で約2分のところにあります。

清渓川 11

清渓川をバックにした高田です。

清渓川2 12

朝から沢山の人たちがお散歩をしていました。

韓国の人々は皆さん親切でやさしく、そして大変礼儀正しい人ばかり、街も大変きれいです。

今度は仕事ではなく、家族と行きたいものです。

韓国の皆様大変お世話になりました。

追伸

沢山おいしいものをご馳走になりました。

写真も沢山撮りましたが家族から非難されそうなので次回レポートいたします。

お楽しみにッ!

以上

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韓国で浄水汚泥の凝集試験を行いました!

上下水道施設のプラント工事会社の社長に同行し、韓国 郡山の浄水場で浄水汚泥の凝集実験を行いました。

丁度同社がフロキュレーターの取替え工事を行っていました。

フロキュレーターの羽はFRP、その他のパーツは全てSUS製、溶接の仕上がりも大変良かったです。

フロキュレーター 7

排泥池に案内されました。

日本の浄水場と同じ匂いがしました。最近浄水場に行ってなかったので懐かしかった?です。

排泥池 8

丁度、排泥が始まり排泥池に汚泥が流入してきました。

排泥池 9

排泥池からサンプリングした浄水汚泥に「フロックマン」を添加、添加量の計量はしていませんが、感覚として充分1,000mg以下でフロックの形成状況は良好だと確信しました。

ビーカーテスト 10

現在、ここの浄水場は浄水汚泥を下水処理場に圧送し処理を行っているそうです。

しかし、以前は近くの農業用水路に浄水汚泥を放流してしまい、新聞記事になり社会問題にもなったそうです。

上下水道施設のプラント工事会社の社長がこの件を「両手の人差し指2本」で「頭の角」をゼスチャーしながら、私に説明して頂きました。

浄水汚泥に関しては、脱水機や天日乾燥床がない小規模な浄水場(特に日本では、浄水能力10,000㎥/日 以下)では、困っていることは、どこも一緒のようです。

以上

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