上下水道施設のプラント工事会社の社長に同行し、韓国 郡山の浄水場で浄水汚泥の凝集実験を行いました。
丁度同社がフロキュレーターの取替え工事を行っていました。
フロキュレーターの羽はFRP、その他のパーツは全てSUS製、溶接の仕上がりも大変良かったです。
排泥池に案内されました。
日本の浄水場と同じ匂いがしました。最近浄水場に行ってなかったので懐かしかった?です。
丁度、排泥が始まり排泥池に汚泥が流入してきました。
排泥池からサンプリングした浄水汚泥に「フロックマン」を添加、添加量の計量はしていませんが、感覚として充分1,000mg以下でフロックの形成状況は良好だと確信しました。
現在、ここの浄水場は浄水汚泥を下水処理場に圧送し処理を行っているそうです。
しかし、以前は近くの農業用水路に浄水汚泥を放流してしまい、新聞記事になり社会問題にもなったそうです。
上下水道施設のプラント工事会社の社長がこの件を「両手の人差し指2本」で「頭の角」をゼスチャーしながら、私に説明して頂きました。
浄水汚泥に関しては、脱水機や天日乾燥床がない小規模な浄水場(特に日本では、浄水能力10,000㎥/日 以下)では、困っていることは、どこも一緒のようです。
以上
株式会社 ファーストソリューション
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